《パーカッション工法》

パーカッション工法は、古くから行われている工法です。　ワンビットという重量のある掘削ビットをワイヤーロープで吊り下げて地層に打ち付け、上下に動かすことで掘削します。比較的柔らかい地層に向いています。
地質条件によって異なりますが、10ｍ～300ⅿの浅めの井戸から深い井戸を掘るのに適しています。　この工法は、振動や騒音が大きいため工場やゴルフ場等、郊外の作業に適しています。

〈メリット〉・設営が他の工法に比べて早い。　　・少人数で作業ができる。・比較的狭い敷地でも作業が可能。

《エアーハンマー工法》
　エアーハンマー工法は、コンプレッサーから圧縮空気を送り、棒の形状をしたハンマーピストンが上下に動き、ビットの先端に力を加えて掘削します。掘りくずはエアーにより上部に搬出され、また地下水も噴出するため、掘削中に必要水量や水質確認ができます。

〈メリット〉・非常に硬い地層でも対応できる。
・掘削中に水質や水量が確認できる。
・掘削と掘りくず除去を同時に行う為、他の工法に比べると掘削速度は早い。その為、工期は約1週間程度で終了する。
・北陸地方のように積雪の多い場所での消雪用としても利用できるので依頼が多い。