一真工業株式会社

井戸についてはどのようなイメージをお持ちでしょうか？
　昔は、どの家庭にも井戸があり、生活用水や、冷たい井戸水で野菜などを冷やす冷蔵庫の代わりとしても利用してきましたが、水道水の普及で井戸は次第に減少していきました。
　しかし現在では、時代とともに井戸の活躍する場面は場所を変えて広がっていきました。

災害の多い昨今、地震などの災害時対策として、公園やビル、マンション、自治体等でも井戸の設置が増えています。そしてそれらの井戸の多くは、電気式ではなく、停電時、断水時すべてのライフラインが途絶えた時のために手動タイプとなっています。

また、工業系工場（商品の洗浄）や、食品加工工場（食品を洗浄）、製紙工場のように水を大量に使う工場等、様々な場所で重要な役割を担っています。

北陸地方のように積雪量の多い地域では、井戸水が融雪に大変力を発揮しております。地下資源は無料なので、初期費用（井戸掘削）はかかりますが何十年も使用する点を考えると、コストパフォーマンスはよいのではないでしょうか。

※下記表をご覧ください。ご参考まで。

水道料金は、基本料金（水の使用量に関係なく必要な料金）と従量料金（使用量に応じた料金）とで成り立っています。
右記表は、富山市、高岡市、砺波市の上下水道の料金体系です。なぜこのように3市とも基本料金や従量料金が違うかというと、地形や人口密度、水を確保する水源の水質や水量が地域によって異なっているからです。また、水道の口径によっても料金は変わってきます。